頭ごなしに言われるのが辛い
相) 「前にもこれをしておいてって言ったじゃない。」、「どうしてそんなことをするの?」、「それはやめてて言ったよね?」と自分の考えを押し付けてくる人がいて断れず言いなりになるしかないのが辛いです。
カ) 自分の事を気遣ってくれない人はどう感じますか?
相) 日頃からいいつけを聞いていますが、押し付けられる私の気持ちを相手に分かって欲しいです。
カ) どうして分かって欲しいですか?
相) 私はいつも相手の事を気遣っているからです。私が気遣っていることも知ってほしいです。
カ) どうして相手に気遣っていることを知ってほしいですか?
相) 過去に何気ない気持ちで言った言葉で相手を深く気づ付けたことがあり、相手から責められました。その方とは疎遠になりましたが、その時深く反省し相手の事を気遣うことの大切さを知りました。相手を傷つけてはいけないと思いました。
カ) 相手が離れたことと気づけなかったことのどちらが辛いですか?
相)気付かなかった自分が情けないです。ですから日ごろから気付く努力はしています。
カ) では、「あなたはそんなことも気づかないの」と言われたらどう感じますか?
相) 気付かなかった自分が情けなく思います。
カ) 気付けなかったどの部分が情けないですか?
相) 気付けないことを馬鹿にされたように感じます。
カ) 馬鹿にされたと思うとどう感じますか?
相) 許せない。憎いと感じます。
カ) 相手のどこが許せませんか?
相) 相手に負けたというか下に見られたような感覚です。
カ) なるほど勝ち負けなんですね。気付けないと相手に負けたということですね。
相) はい。
カ) あなたは相手に負けていると思っていますか?
相) いいえ
カ) では、あなたが作家だとして渾身の作品ができたとします。ですが友人は認めてくれません。どう思いますか?
相) 私が作家なら、同じ感性の人が分かってくれるはずだと思います。
カ) それはどうして分かってくれると思いますか?
相) 作品に自信があるからです。
カ) 自信があれば相手に分かってもらう必要はないということですね。
相) 私は自信がなかったんですね。
カ) 自信がないから自分は相手に負けていないことを証明するために言い訳をしなければならなくなりますよね。
相) 私の感情も理解せず理不尽に考えを押し付けてくることを受け入れることはできないです。私にも感情があります。
カ) 嫌なことは嫌だと言える自分の判断に自信があればどうなりますか?
相) 相手の言動で動じることはなくなります。
カ) 自分の決断に自信が持てるようになるといいですね。