「生きる意味」がないと感じるあなたへ。【小さな変化を作り出すことの大切さ】

「生きる意味」がないと感じるあなたへ。【小さな変化を作り出すことの大切さ】

はじめに

「なんだか、何のために生きているのかわからなくなってきた」「生きる意味なんてないんじゃないかと思ってしまう」そんなふうに、苦しい思いを抱えている方や、繰り返しの毎日に飽き飽きしている方は、たくさんいることと思います。コロナ禍で、様々なことを制限され、楽しさを感じられなくなっている方もいるでしょう。そこで今回は、誰しも一度は考える「生きる意味」について、まとめていきます。生きる意味がないと感じるのはどんな時なのか、また、それをどうやって乗り越えていけばいいのか、具体的なアドバイスとともにお伝えします。

「生きる意味がない」と感じてしまう人が増加中

内閣府の若者(13歳から29歳)を対象の調査によると、「自分に満足しているか」という自己肯定感の有無を尋ねる質問に対して、日本は45%の人が「満足している」と回答しています。先進国でこうした回答をしているのは日本くらいであり、アメリカやヨーロッパ、韓国の若者は8割ほどが「満足している」と答えているのです。

日本人の生真面目な気質が影響していることもあるかもしれませんが、それ以上に人と比べたり、「こうするべき」という誰かの作り出した伝統や価値観に苦しめられたりしている人が多いことが原因なのではないかと思われています。

他者のことばかり意識していると、自分の人生なのに、自分の好きなように歩めないという状況になってしまうのです。コロナ禍ということもあり、生きづらさにはさらに拍車がかかっているといえます。

毎日何か不安なことや、心配なことを感じていると、今後の未来に対して、楽しさや希望を見出すことは難しいですよね。誰しも一度は、「もういっそ、いなくなりたい」と思うような状況になったことがあることでしょう。しかし、それが毎日続いてしまっている場合には、対策を考える必要があるといえます。

「生きづらさ」を毎日抱えていると、心がどんどん疲弊し、余裕がなくなってきます。次第に、周りの友人や家族とも距離を感じるようになり、孤独になってしまうことだってあるのです。しかし、そんな心を少しでも明るく、前向きにするためにできることはたくさんあります。次から、なぜ気持ちが落ち込んでしまうのか、その理由について考えていきましょう。

なぜ、「生きる意味がない」と思ってしまうのか?

先ほども述べたように日本人は「真面目」「勤勉」と言われることが多く、それ故に悩みを抱えやすい側面はあるかもしれません。しかし、そんな国民性以外にも、あなたに生きづらさを抱える要因はたくさんあります。ここでは、「生きる意味がない」と感じてしまう原因について探っていきましょう。

「他人に優しく、自分に厳しく」してしまうから

人に優しくできることはとても素晴らしいことですが、ついつい自分のことをおざなりにしてしまってはいませんか?「自分がやった方が早いから」「自分が休んだら会社が回らないから」などと言い、仕事を一気に引き受けたり、休みを返上で働いたりすることを続けていると、どんどんストレスがたまり、苦しくなってしまいます。睡眠を削るなど、自分の体にムチを打って、いろんなことを我慢することは美徳のような風習もありますが、こうした生活を続けていると確実に身体と心がやられてしまいます。

これに加えて、誰かに褒められたり、認められたりする経験がないと、「なんのために頑張っているのだろう」「なんのために生きているんだろう」と感じやすくなってしまうのです。

家と職場(学校)の往復で退屈だから

「生きている意味がない」と感じる人の特徴として、夢中になれる趣味や没頭できる習い事などが特になく、「ただただ、生きているだけ」「職場(学校)と家の往復だけしている」ということが挙げられます。恋人がいたり、好きなアイドルがいたりすると「このために生きている」「これがあるから頑張れる」という気持ちになりやすいですが、そういった、いい意味で依存できる対象がいないと、生活にハリが出ず、「なんだか毎日つまらない」と感じてしまうのです。

うまくいっている人と比較して、悲観的になるから

テレビの有名人やSNSのインフルエンサー、YouTuberなど、他人の「うまくいっているところ」「綺麗な部分」を見ると、人はどうしても比較してしまう傾向があります。また、身近な友人が結婚したり、職場の同期が出世したりするのを見ると、「どうせ、自分なんて」とその人と比較して萎えてしまうこともあるでしょう。こうした「比較」が生む「嫉妬」は、大きくなりすぎると手に負えないほどの負の感情になってしまうことがあります。

「生きる意味」とは。

もし、あなたが「生きていてよかった」と思える暮らしがイメージできるとしたらそれは、どんな状態でしょうか?例えば、お金がたくさんあって、理想的なパートナーがいて、海の見える大豪邸に住んで、仕事をせずに暮らせて、毎日フルコースの料理が食べられる、願えば何でも叶う、そんな生活をしていたら、あなたは「幸せ」になれますか?

確かに、そうした暮らしは、楽しそうでワクワクするかもしれません。しかしこれから何十年もそのような暮らしをしたら、飽きてしまうような気がしませんか?「そろそろ、働いてみたいな」「苦労しないで食べるご飯って、意外と美味しくないもんだな」そんなふうに、悩みの内容が変わってしまうことだってありますよね。

始めこそ刺激的な暮らしに感じるかもしれませんが、同じような毎日を過ごしていると、それすらも薄まってしまうのです。

「何でもすぐに手に入るようになって、生活に張り合いがなくなった」「すごい人と言われて、みんなと疎遠になってしまった」など、理想を追い求めた結果、失ってしまうものもあるかもしれません。

つまり、望んだものが手に入ったとしても、それがイコール「幸せ」「生きててよかった」とはならないわけです。なぜなら、「これが私にとっての生きる意味だ」と思って手にした幸せは、手に入った途端になくなってしまうからです。達成した時点で、すでに「生きる意味」が満たされてしまうのですね。そのため、どんなに「生きる意味」を持って生活を送っていたとしても、それらは、必ず達成するごとに消えていきます。人生を豊かに過ごしたいのであれば、常に、生きる意味を持ち続ける必要があるのです。

「生きる意味」を見出すために、できること

ここまでご覧いただいたあなたには、「生きる意味」は、その時々で、必ず消えていくものであるということをご理解いただけたかと思います。そう考えると、「食べたいものがある」「欲しいものがある」「憧れの人がいる」ことも「生きる意味」となり得るといえるでしょう。日常生活の中でも、「生きる意味」となり得る小さな希望がたくさん生まれているのです。では、あなたが、生活の中で、そんな「生きる意味」を見出すためにはどんなことをするべきなのでしょうか。

答えは、難しくありません。いきなり新しい人脈を作ったり、遠出をしたりしてストレスを感じるより、身の回りにある小さな幸せに気づくため、日常生活でほんの小さな変化を起こしてみることがお勧めです。

例えば、帰り道に1駅前で降りて歩いてみる、気になっていた映画を見てみる、ジムで体を動かしてみる、いつもと違うジャンルの音楽を聴く、旧友に連絡をとってみる、などなど。

まずはノートに今自分が興味を持っていることを、思いつくままに書いてみてください。まずは。湧き上がってくることをどんどん文字にしてみましょう。そうしたら、書き上げた「やりたいこと」のうち、簡単にできそうなことから始めてみるのです。

また、そういったことですら「やる気」「気力」がないという方は、体も心も、疲れがかなり溜まっているかもしれません。カウンセラーなどの専門家に相談することを検討してくださいね。「まだ大丈夫」「もう少しがんばれそう」そんな風に無理をすると、更に症状が悪化してしまい、適応障害やうつ病になってしまう可能性もあります。早い段階で少しでも「心のしこり」を取り除いていけるようにしていきましょう。

あなた自身で「生きる意味」を見つけ、少しでも「生きづらさ」をなくしていけることを願っています。

終わりに

いかがでしたでしょうか。「何だか毎日、本当につまらない」「生きていても無駄だ」そんなふうに思ってしまうときは、心が出しているSOSの合図かもしれません。「生きる意味」は、あなた自身が少しずつ、自分の生活を変えていくことでいくらでも見出すことができます。「生きる意味」は、小さなことから見出していくことができるのです。あなたが、「楽しい」「やってみたい」「これが欲しい」といったものを見つけていくことで、「あなただけの生きる意味」を探していってくださいね。


生きる意味カテゴリの最新記事

PAGE TOP