パニック障害とは?

パニック障害とは、100人に1~2人が発症すると言われている精神疾患です。最近では有名人でもカミングアウトする人が多く、耳にする事も多くなりました。突然、動悸やめまい、窒息感などの発作が起こってしまうので、発症すると普通に日常生活を送ることが難しくなってしまいます。では、パニック障害とはどのような症状が起こるのでしょうか?

パニック障害の症状

パニック発作

パニック障害とは、突然理由もなく激しい眩暈や動悸、発汗や息苦しさに襲われるというパニック発作からスタートします。パニックが起こった時には自分がこのまま死んでしまうかのような強い不安を感じます。ただ、診察をしても体に異常はないので原因が分からずに放置されてしまうケースもあります。症状は時間とともに落ち着くので、周囲の人にもなかなか理解してもらえず、精神的に追い詰められてしまいうつ病を併発する可能性もあります。

予期不安

一度パニック発作が起こると、その後の日常生活でもいつ発作が起こってしまうかと不安を感じるようになってしまいます。この症状はパニック障害を発症した人を最も苦しめる症状です。予期せず突然発作が起こるため、外出したり出勤するのさえも不安になってしまいできなくなる場合もあります。

広場恐怖

パニックが起きた時に困るような状況を避けるようになる症状です。例えば、パニックが起きても逃げる場所のないタクシーや電車、美容院など、人によって恐怖を感じる場所はさまざまですが、共通するのは発作が起きた時に助けてもらえないことや恥をかくと感じる場所です。この症状が強くなると、それまでと同じように日常生活が送れなくなり、外出することさえも控えようとします。そのことにより人間関係にも影響が出てきたり、自分のことを肯定的にみられなくなってしまう場合もあります。

パニック障害の原因

パニック障害が引き起こされる原因はまだはっきりとはわかっていません。ただ、パニックの症状は死の危険を察知して生き延びるために起こるので、本来人間に備わった生きるための仕組みが誤作動で起こっていると考えられています。過労やストレス・睡眠不足等の心理的な原因によりパニック障害を発症することもありますが、脳神経機能の異常でもあると言われています。

パニック障害の治療法

薬物治療

パニック障害の治療はまずは薬物治療で行います。パニックの回数を減らしたり症状を軽くすることを目的に使用します。パニック障害は薬の効果が出やすいので、専門家に相談して正しく投薬することによって改善することができます。

認知行動療法

パニック障害の治療では、パニック発作を抑えるだけではなく予期不安や広場恐怖の症状を軽減させることも目的になります。そのため、薬の治療の効果が出始めたら、徐々に外出することに挑戦していくことも必要になります。この認知行動療法はとても効果があるのですが、無理をして本人が苦しくなってもいけないので専門家と相談しながら徐々に進めていくといいでしょう。

パニック障害になりやすい人

20代女性

パニック障害は女性の方が発症リスクが高く、女性は男性の3倍ほど発症しやすいと言われております。年齢で言うと、20代が最も可能性が高くその次が30代半ばです。そのため、その世代の女性は気を付けておくことが必要です。

ストレスを感じやすい人

ストレスを感じやすいと、パニック障害を発症しやすいと言われています。もともとの性格が完璧主義だったり、繊細な人は注意が必要でしょう。普段からストレスをため込みすぎないように、気分転換をしたり小さなことを気にしすぎないようにしておきましょう。また、うつ病や自律神経失調症から併発することもあるので、注意が必要です。

肉体的な疲労がたまっている人

肉体的な疲労感はパニック障害につながります。普段からお仕事が体力勝負の方はもちろんですが、デスクワークの人も注意が必要です。ときどき休憩をとってストレッチをしたり、休みの日にマッサージに行ったりして、筋肉を緩めたりリラックスする時間を設けるようにしましょう。

食生活が乱れている人

体も心も普段の食事に大きく影響を受けます。そのため、食生活が乱れているとパニック障害を引き起こす要因となります。コーヒーや炭酸飲料はパニック障害の原因となりやすいので、普段から摂取量が多い人は減らすように意識をしましょう。また、アルコールとパニック障害には強い因果関係があります。ストレス発散としてアルコールを摂取する人もいますが、その頻度や程度がひどくなるとアルコール依存症とパニック障害を同時に引き起こすこともあるので、アルコールは適度にしましょう。

まとめ

パニック障害はストレスなどの心理的要因が大きく影響します。ストレスをため込まずに健康的な生活をすることによってリスクを減らすことができます。つらいと思った時には1人で抱え込まずに悩みを相談することで予防しましょう。

Follow me!

コメントを残す

前の記事

お客様の声

次の記事

摂食障害とは?